歯並びの乱れの原因には、 お子様のお口まわり癖(口腔習癖)や生活習慣が挙げられます。
小児歯科矯正では、噛み合わせや口腔習癖などを改善し、悪習慣の後戻りも防ぎます。
小児期の歯医者への受診は、恐怖感伴う場合が多くあります。子供は口の中に異物が入ることをとても怖がります。歯医者に行くことが嫌になり、怖くなってしまうと歯の治療や予防処置が遅れてしまう可能性があるのです。
痛みを伴わない治療や
恐怖心を持たないよう配慮
お子様と
コミュニケーションを
多く心がける
リラックスして診療を
受けていただくための
トレーニングを行う
お子様の歯並びが気になる場合には、まずはご相談下さい。
早期にご相談いただくことで、治療のタイミングを見極め適切なスケジュールを組むことができます。
小児矯正は大人の歯科矯正とは異なり、乳歯から永久歯への生え変わりなどなど成長過程により治療方法が変化します。
3歳~8歳のお子さんの矯正治療は、お口まわり・舌の筋肉をトレーニングが主体となります。
口腔筋機能療法と言い、正しい呼吸、舌の位置、飲み込み方、姿勢のトレーニングです。正しい舌の動きや口のまわりの筋肉の動きを習慣化し、正しく機能させる訓練です。
こういったお口まわり・舌の筋肉をトレーニングのみで悪い歯並び(不正咬合)がある程度改善することもありますが、矯正治療と並行して行うケースも多くあります。
混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している時期)に行う治療です。
成長段階の顎の成長発育を利用し、歯が正しく並ぶためのスペースを確保します。
使用する矯正装置も取り外しができるものが多く、負担や痛みもほとんどありません。
永久歯に生え変わった時期に行う治療です。大人の矯正治療(成人矯正)と同じようにワイヤー・ブラケットを使用して歯そのものを動かします。
第一期治療を受けていると、第二期治療の期間が短くなったり、第二期治療そのものが必要なくなる可能性が高まります。
当院ではお子様の歯列を拡大し、成長を促進するために用途に応じて以下のような矯正装置も適用しております。
歯列のアーチを拡大し、永久歯がきれいに並ぶスペースを作ります
固定式で、確実に側方拡大することができます。6番目の歯にバンドで固定します
歯の1本1本を適正な位置に配列していく装置です
八重歯の位置変化が大きい場合に適用します。奥歯を後方に大きく移動し、スペースを作ります
大臼歯(奥歯)が近心(手前)に動かないようにホールドする装置です
主に反対咬合の早期治療に用います。はめ外し式の装置なので歯磨きに支障がありません。
私達のポリシーは、小児期の健全な歯並びの発育を促進することです。
子供の頃の生活習慣は、大人になってからの健康な毎日につながる道となります。
そのような健康への道筋を作るためのサポートをするために、さまざまな歯並び矯正装置や日常生活アドバイスを用意しております。