• 医療法人 孝陽会 求人情報(歯科医師・歯科衛生士・受付・歯科助手)見学会・体験会も開催!
  • 当院に通われている患者様へ(再診専用)当日キャンセル空き情報(空き状況はこちら)

医療法人 孝陽会|戸谷歯科クリニック

院長からのご挨拶

戸谷歯科クリニック院長の戸谷孝洋

歯科医療も日進月歩で進化しています。そのトレンド、最新技術を研究し、日々の診療に反映させるべく努力しております。治療・口腔ケアの両面でベストなものを提供できるよう…

院長からのご挨拶の続きはこちら
インターネット予約に関する内容 提携バナー 提携バナー 提携バナー
当院の治療 紹介ブログ

慢性歯周病患者へのパーフェクトぺリオを用いた治療

カテゴリ:当院の治療紹介 
  • LINEで送る

報告者:歯科衛生士 田中

患者様のプロフィール

この患者様は患者さまは26歳の女性で、1ヶ月前から歯ぐきから出血が止まらず、気になるので来院されました。

歯科医院への来院は2年ぶりでした。歯周治療による歯ぐきの腫れ改善を希望されました。

所見と治療計画

tanaka_photo01.jpg

歯ぐきは左右とも炎症が強く、写真のように特に右側に目立ちます。かなりの歯石が認められ、歯ぐきを少し触るだけで痛みを訴えられました。ブラッシング状態も悪く、肉眼で歯垢(プラーク)が見えます。

tanaka_photo02.jpg

ドクターの検診結果

担当歯科医によるレントゲン診査の結果、歯周病の進行による骨の吸収と、2本の虫歯が認められました。

tanaka_photo03.jpg

歯ぐきのポケット値(深さ)は平均4mm とやや深く、奥歯は5mm と歯周病の進行が認められます。

治療計画

  • (1)ブラッシング方法のチェックと改善アドバイス
  • (2)次亜塩素酸を用いた歯周治療(パーフェクトぺリオ) 3回
  • (3)位相差顕微鏡を用いた歯周病菌の検査と経過観察 2回
  • (4)口臭測定による経過観察と改善アドバイス 2回
  • (5)再評価
  • (6)メンテナンスによる定期チェックとクリーニング

ブラッシング指導の際は、以下の点に気をつけました。

  • 1.1日3回のブラッシングを生活習慣とする。
  • 2.ブラッシング後は鏡で確認すると共に、舌触りでもザラつきがないか確認を行ってもらう。
  • 3.補助用具を最低1日1回使用し、徹底的なプラークコントロールを行う。

口腔衛生指導内容

・普通の歯ブラシはそのまま使用し、ブラシの角度を指導。

tanaka_photo04.jpg

・ポイントブラシ(テペコンパクトタフト)を導入し、歯肉辺縁のプラーク除去を指導。

tanaka_photo05.jpg

・フロス(ウルトラフロスM)を導入し、隣接面のプラーク除去を指導。

tanaka_photo06.jpg

治療経過

治療経過(1)

  • (1)ブラッシング方法の改善
  • (2)歯垢・歯石の除去
  • (3)歯ぐきポケット内の歯周病菌数減少により、治療開始から約5ヶ月後に歯ぐきの状態改善が確認できました。

tanaka_photo07.jpg

治療経過(2)

歯周ポケット深さ平均値が4mm から3mm に減少した他、奥歯のポケットも3mmに改善しました。

tanaka_photo08.jpg

tanaka_photo09.jpg

治療経過(3)位相差顕微鏡検査

歯周治療前には、悪性歯周病菌であるスピロヘータが多く見られました。

パーフェクトぺリオによる治療後には歯周病菌の顕著な減少が認められました。

tanaka_photo10.jpg

治療経過(4)口臭測定(オーラルクロマ)

「硫化水素」は磨き残し、「メチルメルカプタン」は歯周病菌由来、「ジメチルサルファイド」は内蔵分泌物由来の口臭原因物質ですが、パーフェクトぺリオによる歯周治療を通じて、全ての値が認知閾値未満(=口臭を感じない値)に減少しました。

tanaka_photo11.jpg

tanaka_photo12.jpg

まとめ(結果と考察)

  • 本症例のポイント1.歯科治療や痛みなどに強い恐怖心を持っておられる患者様でしたが、カウンセリングをしっかりと行うことを心がけました。診療を通じて信頼関係が構築されたことにより、不安を取り除き、良好な人間関係を築くことができました。
  • 本症例のポイント2.患者さん自身が積極的に来院され、生活習慣の改善にも取り組んだことにより、良好な治療結果を得ることができました。
  • 本症例のポイント3.パーフェクトぺリオを用いた歯周治療を行ったことにより、歯周病細菌の減少・歯ぐき腫れの改善・口臭値の減少が認められました。
  • 本症例のポイント4.患者様の気持ちを考え、寄り添いながら話をすることが、患者さまの意欲を向上させる上で最も必要なことだと再認識しました。
  • LINEで送る
このページの上部へ