2018年08月20日
こんにちは! 戸谷歯科クリニックの院長・戸谷です。 平成30年7月1日に東京都品川区ブライドコアセンターにて、歯科学研究所インプラント部会・学術大会が開催され、私、戸谷が「インプラント周囲炎の予防と外科的対応」について講演を行ってまいりました。 一度インプラントを入れたところは、患者様の立場としては「一生もの」と認識されていると思います。 ところが、噛み合わせの力は男性で120kg以上、女性で100kg 以上と非常に大きく、周囲の歯ぐきは歯周病原因菌に侵襲されやすい状態となっています。 そのため、少なくとも6ヶ月に1回のインプラントのメンテナンスが欠かせられません。 もしインプラントメンテナンスを受けられずに、不幸にもインプラント周囲炎(歯周病)になってしまった場合は、早期に的確なリカバーを行わないと、インプラントの早期脱落につながってしまいます。 私が講演写真の中で説明していますのは、インプラント周囲炎になってしまった際のプロトコール(治療方針)です。 レントゲン診断での骨の吸収、歯ぐきの出血・膿発生有無、動揺の有無、プラークコントロール(清…