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歯周病
   
歯周病(歯ぐきの健康度)インターネット診断
 
 最近では歯周病が全身の健康に重大な影響を及ぼす事がわかってきています。米国では歯周病の進行度合と平均寿命に関連性のある事が注目され、生命保険会社が顧客が保険に加入する際に、歯周病の診断を義務付けるようになってきました。メタボリック症候群が健康の指標の一つとされていますが、歯の健康への危機管理はいかがされていますか?

ただ、歯周病はお口の自覚症状が少なく、歯周病を患っているのか?改善しているのか?又は進行しているのか?なかなか自己判断できないものです。そこで当クリニックでは、貴方の歯ぐきの健康度を測定できるシステムを導入しました。従来では、歯ぐきのポケット(溝の深さ)検査と、出血の有無、動揺の有無等での診断が一般的でした。勿論、これらの有用性については論を待ちませんが、当クリニックでは、さらに詳細な検査を行い、明確な基準をもとに、貴方の歯ぐきの健康度を100段階(1点から100点)で数値化してお伝え致します。
貴方の歯周病を診断するデータベースは、米国の歯周病専門家が膨大なデータを基に作成した Calculator(電算診断サイト)を使いますので、極めて正確に歯ぐきの健康度をお伝えする事ができます。この診断結果と共に、具体的治療方法とご自宅でのケア方法をご説明致します。
 
歯周病(歯ぐきの健康度)インターネット診断
本検査は、ご希望の方に有料で実施しております。
詳しくは、担当医、担当衛生士までお問い合わせ下さい。
 
バトラーCHX 洗口液
   
 「歯周病に良く効くマウスリンスは何ですか?」とよく聞かれます。歯周病の原因となる歯周病菌は、どなたにもお口の中の常在細菌として、ある程度は必ず存在します。毎日適切なブラッシングを行っていれば、それ程害は及ぼさないのですが、ブラッシングが不充分になったり、全身の体調が低下して免疫力が落ちたりすると、歯周病菌が増加します。排出される毒素によって歯ぐきの炎症が引き起こされたり、支えている骨が
破壊されたりします。歯周病の特徴は「痛みが無い」事です。ほとんど自覚症状が無いうちに重篤な症状になる事も多く、「Silent Desiese(沈黙の病気)」と呼ばれています。
 歯周病対策としては、@歯石・プラークを徹底的に除去して栄養源を断つ Aマウスリンスにより、歯周ポケット(溝)の内側やお口の粘膜面、舌など、歯ブラシで清掃できない部分を殺菌(消毒)する、この2点が重要です。
現在、歯科領域では様々な対歯周病菌薬剤が出ていますが、その中でも『クロルヘキシジン』は、世界的に最も強力な抗菌剤としてゴールドスタンダードと言われています。
今回ご紹介します『CH−X洗口液』は、この『クロルヘキシジン』を主成分としており、お口の中を浮遊している口腔内細菌の約90%を殺菌します。Gumデンタルリンス(塩化セチルピリジニウム)やリステリン○R等よりも強力です。
ただし、歯の表面や歯ぐきの溝の中に強固に付着している歯周病菌(=バイオフィルムと言います)に対しては、ある程度の効果しか期待出来ません。やはりマウスリンスはブラッシングの代わりにするものではなく、的確なブラッシングを行った後に残存した浮遊歯周病菌を殺菌するもの、と考えます。熱心にブラッシングしているつもりでも、なかなか歯ぐきの状態が改善しない方には、是非使っていただきたいマウスリンスです。
 
歯周病とは?
歯周病とは、歯を支えている周囲の組織(歯ぐき・骨)の病気です。
日ごろのお口のクリーニング・ケアが不充分だと、細菌が増殖して歯ぐきに炎症が起こり、やがて歯を支える骨が溶けていきます。歯周病は、進行の段階によって4段階に分類されます。
P1
歯ぐきが赤く腫れ、ブラッシング時に出血しやすくなります。歯の表面がザラザラした感じになります。

P2
歯ぐきの腫れは強くなり、ちょっとした刺激で出血するようになります。歯ぐきの溝が深くなり、血の中に膿が混じりはじめます。口臭が発生し、口の中がネバネバした感じになります。

P3
歯ぐきの腫れはより強くなり、広範囲になります。歯に少しずつ揺れが出てきます。咬み合わせたときに痛み、不快感が出てきます。歯の支えが弱くなり、歯並びが乱れてきます。強い口臭が発生し、社会生活に支障をきたす場合もあります。
P4
歯を支える骨の支柱が失われ、咬む度に大きく揺れるようになります。 食事のときも歯ごたえのあるものは全く咬めなくなります。歯ぐきに膿が多量に溜まり腫れが顕著になります。放置すると顎の骨が溶けて重篤な病気になります。
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歯周病治療の流れ

当クリニックでは歯周病専門治療を徹底して行っています。
まず、担当医が精密検査を行い、治療計画を立てます。そして患者様に検査結果、問題点と解決法、今後の治療の流れとそれに要する期間・費用をご説明いたします。充分な打合せを行い、ご納得いただいた上で治療をスタートします。 治療は担当医と歯科衛生士の連携のもとに進めていきます。治療の進行は患者様のお口の状態によって大きく違いますが、概ね下記のような流れになります。
1.精密検査
  レントゲン検査・歯周ポケット検査(歯ぐきの深さの検査)・動揺度(歯の揺れ)検査
咬み合わせ検査・冠(かぶせ)・詰め物の適合度検査・唾液検査

治療計画の立案、治療計画書の作成 患者様に治療計画書のご説明
 
2.急性炎症を抑える処置
  ・動揺歯の固定
・不適合冠の撤去、仮歯の装着、義歯の修理
・膿の排出
・保存不可能な歯の抜歯
・咬み合わせの調整
・その他
 
3.徹底したプラーク(歯垢)、歯石の除去、歯ぐきのクリーニング
  担当医の指示のもと、6名の歯科衛生士がお口全体のクリーニングを行います。
その際は超音波の振動で歯ぐき、歯の表面に付着した汚れを除去します。
併せて歯ぐきの状態を改善させるためのご自宅でのお手入れ法、食生活のアドバイスをいたします。歯石・歯垢の付着が多い場合は、5〜6回に分けてクリーニングを行います。
 
4.歯周外科(麻酔をした上での炎症発症部の治療)
  ステップ3で症状の改善が認められない場合に限り、麻酔をした上で外科治療を行います。
治療方法は様々ですが、
1. 歯周ポケット(歯ぐきの溝)の掻爬手術
2. 歯ぐきの炎症部位の除去手術
3. 歯ぐきを他の場所から移植する手術
4. 歯ぐきを適切な形に整形する手術
などがあります。
術後に痛みや腫れが出にくい方法を採用していますので、安心して治療を受けていただけます。
 
5.薬剤療法
  漢方薬、抗生剤の内服と、洗口剤の併用で治療を行う場合もあります。漢方薬による体質改善・抗生剤による歯周病菌の抑制により、歯ぐきの状態を改善します。
歯周病の原因に特定の菌が関係している場合は抗菌剤を含有したうがい薬を処方します。
 
6.メンテナンス(PMTC)
  歯周病が治癒し、お口の状態が改善したら、定期クリーニング<PMTC>に入ります。
感覚は歯と歯ぐきの状態によって様々ですが、1ヶ月〜6ヶ月に1回の受診をお勧めしてます。歯の寿命は、この定期クリーニングの有無にかかっていると言っても過言ではありません。歯全体の磨き残しを染め出し、清掃不良な箇所を徹底してクリーニングを行います。ご希望があれば、日常の適切な口腔ケア方法をアドバイスさせていただきます。清掃終了後に歯の表面にフッ素コーティングを行います。
 
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P.M.T.C
 
P.M.T.Cとは?
  P.M.T.CとはProffessional Mechanical Tooth Cleaningの頭文字をとったもので、
『専門機関による歯の完全清掃』のことです。
 
     
P.M.T.C の効果
  1. 歯周病の予防、進行を抑えることができます。毎回歯垢(磨き残し)を染め出して完全除去しますので、歯周病菌の数を激減させることができます。歯ぐきの炎症を抑え歯肉が引き締まってきます。歯を支える骨の喪失を防ぎます。
2. 歯面の着色を除去し、白く輝きのある口元を維持できます。P.M.T.C 専用の器材により、歯面の着色も染め出して除去します。歯の表面へのカルシウム補給を助け、汚れをつきにくくします。
3. 虫歯の予防ができます。磨き残しの徹底除去により、虫歯の進行を抑えます。また、P.M.T.C終了後のフッ素塗布により、歯の表面を再石灰化(強化)します。
4. 虫歯の早期発見が可能です。P.M.T.C終了後に担当医がお口全体の検診を行います。歯面清掃後に検診を行うため、歯・歯ぐきの些細な変化も見逃しません。
 
     
P.M.T.Cでしか掃除できない所
  1.歯と歯の間 鏡を見ながら磨いても落ちない汚れ。そんな所もしっかりケア  
  2.歯と歯肉の境目 自分では、なかなか磨くことのできない歯と歯肉の境目をやさしくケア  
  P.M.T.Cでしか掃除できない所  
P.M.T.Cの手順
  1.プラークの染め出し

汚れを染め出しすることで、磨き残しや、磨くのが苦手な場所を理解していただけます。
 
  プラークの染め出し  
  2.研磨ペーストの注入

研磨にはフッ素入りのペーストを使用します。
あらかじめ専用シリンジにペーストを入れ、歯ぐきの山型にもりあがっている部分を押し下げながら注入しておきます。
 
  研磨ペーストの注入  
  3.隣接面の清掃・研磨

専用のやわらかいプラスチックチップを歯と歯ぐきの間に入れ、磨いていきます。
モーターで動かすので、音や振動は大きめですが、痛みは全くありません。
これで歯と歯の間まで、ツルツルになりました。
 
  隣接面の清掃・研磨  
  4.頬舌面・咬合面の清掃・研磨

<カップ>歯に押し当て、カップのふちが歯ぐきのポケットに届くようにした状態で磨きます。歯と歯ぐきの境目に沿わせ、ゆっくり動かします。 <ポイント> 金属のつめものの周りや、生えかけの6歳臼歯などに使用します。<ブラシ>奥歯の溝を磨くのに使用します。
 
  頬舌面・咬合面の清掃・研磨  
  5.洗浄とフッ化物の注入

3ウェイシリンジで、歯の溝の中に汚れが残っていないか気をつけながら研磨剤を洗い流します。歯が研磨され、再石灰化に適した状態になったところで、フッ化物を隣接面に注入します。フッ化物とは虫歯を予防してくれる、フッ素のお薬のことです。唾液がつかないようにして、フッ化物を注入したら、4〜5分放置し、その後、はみ出した部分をぬぐいます。
 
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